第1回SFC修行(KULタッチその1)2019年1月

SFC修行

 構想3年のSFC修行をついにスタート!記念すべき第1回は、2019年1月中旬に海外発券の王道KULタッチで行いました。これから修行される方やクアラルンプール旅行をする方の参考になればと思います。

 往路はAirAsia、復路はANAで、ローコストキャリアとフルサービスキャリアの比較もできて興味深かったです。修行と聞くと辛いもののように感じますが、おひとり様弾丸旅行で心底楽しめました。

羽田空港からKLIA2へ(AirAsia)

 羽田空港からクアラルンプールへの往路はLCCの雄AirAsiaで移動。23時45分羽田空港発、6時35分クアラルンプール国際空港第2ターミナル(KLIA2)着。もちろんスターアライアンスではないのでPPは貯まりません。セール時に購入したので、運賃は12,000円。機内食や預入手荷物をパックで追加して、合計18,866円でした。よくよく考えると人生初のLCCでした。

 機内食の引換にはボーディングパスが必要なことなど、LCCならではのルールが斬新に感じられました。座席は狭いと聞いていましたが、身長180cm弱の私にもなんとかギリギリ。CAさんたちはとてもフレンドリーですが、お化粧が街では見かけないレベルで濃いのが印象的でした。

クアラルンプール観光

 空港からクアラルンプール市街地へはKLIAエクスプレスで移動。到着駅はKLセントラル。駅直結のショッピングモール「Nu Central」で両替と交通系ICカードTouch’n Goの購入&チャージをしました。早朝到着便の場合は、開店していないので後回しにした方が良いかと思います。

 両替所は地下に2施設あるので、レートが良い方を選べます。Touch’n Goはわずかな手数料に目をつぶれば、街中にたくさんあるコンビニでも購入&チャージできるそうです。

 チェックイン予定のホテルに移動するため、モノレールに乗車。Touch’n GoはSuicaやPASMOほど応答性が早くないので、タッチはゆっくり目がよさそうです。モノレールは移動速度も割とのんびりです。急ぎたい人はGrabが吉。

 KL中心部は大きな道路が多く、横断できるところが限られています。モノレールは駅のどちら側に降りるかご注意ください。駅には自由通路がないので、改札を出てしまうと道路の反対側に行けません。私は、反対側に降りてしまい、一駅分歩くことになりました。

 遠回りはしたものの、なんとかホテルに到着。チェックイン可能な時間前だったので、レジストレーションカードを書き、スーツケースを預けて観光開始!まずは腹ごしらえです。

人気のバクテー店「新峰肉骨茶」へ

 ホテルから徒歩圏の新峰肉骨茶へ徒歩で移動。KLの街並みは近代的なビル群がそびえ建つ一方で、アジア感あふれる野外飲食店も並び立つ、不思議な感じ。

 歩道は深い排水溝の蓋がところどころ外れていたりで、トラップが・・・。また、首輪を付けていない犬がさ迷い歩いていて、なかなかのスリリングさでした。

 新峰肉骨茶に到着すると店員さんが声を掛けてくれて、すぐに着席できました。年配の店員さんにおすすめメニューを訪ねると、オリジナルバクテーが一押しとのこと。もちろんおすすめメニューを注文。バクテーは、八角と桂皮を混ぜたような香りのスープで、様々なお肉をホロホロになるまで煮込んだ料理。たっぷりお肉が食べられるのにアッサリ目のお味。薬味を付けるとまた違った味わいで、自分的には、とても美味しくいただけました。生薬系の香りが苦手でない方にはヒットする料理だと思います。

ヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟」へ

 旧クアラルンプール駅からKTMコミューターに揺られてバトゥ洞窟へ。大都会KLからほんの数十分の移動ですっかり風景が変わりました。駅から洞窟までは多数の屋台が立ち並び、フレッシュジュースやご当地菓子が売られていました。メインストリートの一本隣にはテントが張られ、洋服や土産物のマーケットになっています。

クアラルンプール駅
バトゥ洞窟行き電車

 バトゥー洞窟は下から見上げると、雄大さを感じます。ヒンドゥー教特有のカラフルさが目を見張ります。階段はに小型の猿がたくさんおり、観光客に餌をねだっています。器用にペットボトルからジュースを飲む猿もいました。

 バトゥー洞窟の内部は、上部から光が差し込んで神秘的な雰囲気を醸し出していました。建設機械のない時代に、こんな険しい山間に宗教施設を建てたことを考えると、人間の神様への思いがどれほど強いのかを思い知らされます。

 バトゥー洞窟には工事現場を観光スポットにしている場所もあり、有料で入ることができます。ヘルメットを被って暗闇の世界を体験できるとか。

 KLへの帰りの電車では、女性専用車両が接続されていました。一部のシートにしか女性向けであることが表記されておらず、地元の男性も乗っていたので、女性専用「車両」ではなく女性専用「シート」であると誤解してしまいました。若い女性に諭されて普通車両に移動。旅先で使い慣れない電車に乗るときは、気を付けないといけないですね。

チャイナタウンとセントラルマーケットへ

 チャイナタウン周辺とセントラルマーケットの散策へ。福建麺(ホッケンミー)の「金蓮記」やニョニャ料理の「プレシャス オールド チャイナ」があり、食事にも最適。セントラルマーケット2階にはフードコートもあります。

 民族衣装やお土産物を扱う店舗も豊富で2~3時間いても飽きないと思います。

 ホッケンミーを食べるため、中華街の「金蓮記」へ。ランチ時は完全に過ぎていたためか、座席にはかなりの余裕があり、欧米系の方が優雅にビールを飲んでいました。

 ホッケンミーとご飯物を注文。ホッケンミーは色味ほど味が濃いわけでもなく、海鮮風焼きうどんのようなお味。イイダコやエビが特に美味しいのですが、関西で見かけるような油かすが入っており、それは好みの分かれるところ。店員さんにおすすめを訊いたところ、チャーシューの乗ったご飯物を進めらたので、合わせて注文。そんなに沢山食べるように見えたのでしょうか^^;

料理も接客も、また来たいと思わせるものでした。

宿泊先のホテルへ

 宿泊先は、メルキュール クアラルンプール ショー パレード。朝食付きで6,000円少々。予約サイト経由で前払いし、現地では宿泊税10リンギットのみの支払い。海外ホテルのご多分に漏れず、チェックイン時はデポジットのためにクレジットカードを求めれれました。

 部屋は広くて清潔。ひとりで使うのがもったいないような部屋でした。フロアも上層だったので、景色もなかなか。 朝食ビュッフェは、味も選択肢も大満足の内容でした。

夕食はアジアの風を感じにアロー通りへ

 少し遅めの夕食をとるためアロー通りへ。昼間は大都会の雰囲気しか感じられなかったKLも、夜にはアジア感あふれる熱気を感じることができました。

KLIAから羽田へ(実質的な初SFC修行)

 SFC修行初回のPP取得は、クアラルンプール国際空港第1ターミナル(KLIA)から羽田空港へのフライト。人生初のプレミアムエコノミー。KLIAではラウンジも利用できました。

 プレエコ座席の様々なギミックに困惑しつつも、機内食やエンターテイメントを満喫できました。

第1回SFC修行のPPはKLタッチ片道分5,407PP

 初回のSFC修行はKULタッチ片道分で5,407PPを得ました。修行なんて呼ばれているので、どれほど辛いものかと思いましたが、自分にとっては豪華で楽しい弾丸旅行だと感じました。

 プレエコ修行最高!

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