ウキウキする旅行の出発時。混雑する駅や電車内で、手ぶらだったらどれだけ良いだろうと思う方は多いと思います。特に職場から直接出発する弾丸旅行や小さな子供を伴う家族旅行では、なおさらそう感じると思います。
そこで選択肢に上がってくるのが空港宅配便です。事前に配送会社に荷物を預けて、空港で受け取る。往路はもちろん、復路も利用することが可能です。類似のサービスがたくさんありますが、メジャーどころを紹介したいと思います。
なお、弾丸旅行時に都内の駅ロッカーを利用すると、スーツケースサイズでは平均700円ほどです。電車混雑にもまれた上にランチ分ほど出費となると、宅配便利用は良い選択ではないでしょうか。
空港宅配サービス
JAL ABC空港宅配サービス
1978年から空港宅配サービスを行っている老舗中の老舗。JALの子会社ではありますが、航空会社に関係なく利用することができます。
一部のクレジットカードでは、無料で利用できたり優待割引を受けることができます。なかでも、プライオリティパス目的で作られることが多い、楽天プレミアムカードでは、年間2回無料で可能です。
実際の集荷配送はヤマト運輸ともう1社が担っています。
KTC QTライナー
各種割引が充実したサービス。利用可能な空港は限定的ですが、成田や羽田を利用予定で、カード付帯の無料サービスが利用できない場合は、良いかもしれません。
ヤマト運輸 空港宅急便
安心のクロネコヤマトです。実はJAL ABCのサービスも集荷配送はクロネコヤマト。しかし、料金は異なります。基本プランで比較するとわずかにこちらが高いです。
専門業者だけあって、利用可能空港は大規模国際空港に留まらず、一部の地方空港でも利用可能です。
Visaゴールド空港宅配(往路500円)
VISAゴールドカードを保有していると、国際線の復路は1個目500円で利用することが可能です。それ以外は15%off。提携カードの無料サービスを使えないときに利用しましょう。
空港宅配サービス比較
利用可能空港
成田 | 羽田 | 関空 | 中部 | 伊丹 | 新千歳 | |
JAL ABC | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
KTC QTライナー | 〇 | 〇 | × | × | × | × |
ヤマト運輸 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
利用料金(都内→羽田空港、片道、Web割引、160サイズ)
標準 | Web割引 | |
JAL ABC | 2,590 | 2,490 |
KTC QTライナー | 2,460 | 2,160 |
ヤマト運輸 | 2,678 | - |
まとめ
カード提携の優待サービスがあれば、それを優先的に利用するのがお得です。ゴールドやプラチナの場合は、無料から500円程度で利用可能なサービスが用意されていることがあります。
地方空港の場合は、選択肢の幅は狭まり、ヤマト運輸が有力候補になります。
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