タイで購入したトムヤンクンセットのご紹介。トムヤンクンに必要なハーブ類の詰め合わせです。写真のパッケージが4つセットになって100バーツ（350円前後）。アジアンフード好きな料理をする方向けにオススメです。
自宅で作ってみたところ、お手軽な割に本格的な味に仕上がりました。ただ、かなりの辛さになるので、辛味が苦手な方はセット内の唐辛子を減らして、ココナッツミルクを増やすと良さそうです。
購入場所
メークロン電車市場で購入。現役で使用されている線路上に市場が立ち並ぶという、アジア感あふれるタイの観光スポットです。
作り方
現地ツアコンの方が教えてくれたレシピをアレンジして作成しました。ツアコンの方曰く、「セットを水と一緒に鍋に入れて、香りが立ったら具材を入れて出来上がり」といったアバウトな説明だったのが、とてもタイらしさを感じました（笑）。
材料
- トムヤンクンセット
- 殻付きエビ・・・3尾
- 鶏肉・・・200g
- ココナッツミルク（又は牛乳）・・・大さじ4杯
- ナンプラー・・・小さじ2杯
手順
- （下ごしらえ）エビは殻付きのまま塩を振って表面の汚れを擦り落とす。楊枝で背ワタを取り除く。臭みを取るため5分ほど日本酒につけてから、軽く流水で洗い流す。
- （下ごしらえ）鶏肉は一口大に切り分ける。
- 鍋に水800mlを張り、トムヤンクンセットを全量投入する。火にかけ、沸騰直前で火を弱める。沸騰させずに5分ほど待つ。
- 鍋からハーブの香りが立ってきたら、鶏肉とエビを投入し、十分に火を通す。このときも沸騰させないように注意する。
- 具材に火が通ったらナンプラーとココナッツミルクを入れて味を整える。
【補足】ハーブ類（加工済み植物）の国内持ち込みについて
今回紹介したトムヤンクンセットを購入してから、ハーブ類の国内持ち込みは検疫的でNGと聞いたことを思い出しました。最悪は空港で放棄するつもりで日本に持ち帰り、空港の植物検疫で持ち込みの可否を確認しました。
結果的には「パッケージ販売されているハーブは概ねOK」とのこと。今回のトムヤンクンセットは無駄にすることなく、持ち込むことができました。担当官曰く、不明な点は気兼ねなくお尋ねくださいとのこと。
担当官の話によると、完全にアウトと思われている生のフルーツも、いくつかの条件をクリアすれば持込可能とのこと。ただ、持ち出し国で出国数時間前に特定の場所で有償手続き（検疫証明書の発行）が必要な上に、いわゆるトロピカルフルーツはほぼ持ち込み不可。よほどの物好きでなければ挑戦する意味も薄いように思いました。
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