数ある台湾グルメの中でも人気なもののひとつ、魯肉飯(ルーローファン)。夜市でも市内の食堂でもどこでも手軽に食べられる魯肉飯ですが、せっかく本場の台湾で食べるのであれば、より美味しいお店で食べたいもの。今回は中正紀念堂のそばにあり、ランチ時は大行列のお店「金峰魯肉飯」を紹介します。
このお店は、地元の人気店とのことでランチ時は大行列です。時間の節約のためにも、ランチ時を外して行きましょう。近くに観光スポットの定番「中正紀念堂」があるので、時間の調節はしやすいです。また、グループではなくひとりで並んでいると、空き席に優先的に通されます。日本のラーメン店スタイルと同じです。
メニュー
メニューは店名にもなっている魯肉飯以外も幅広く揃っています。魯肉飯をメインに据えて、副菜を数品オーダーするのがオススメ。
オーダーの仕方は、テーブルに備え付けの注文票に記入して店員さんに渡すだけ。漢字の料理名だけでピンとこない場合は、店員さんに頼むと写真付きのメニューを用意してくれます。外国語メニュー表が少しくたびれているところは、街の食堂らしくてホッコリさせられました。
今回は、下記の4品を注文しました。
メニュー | 金額 |
魯肉飯 (中)(ルーローファン) | 40 |
焢肉(コンロー/豚角煮) | 40 |
油豆腐 (ヨウドウフ/厚揚げ) | 10 |
滷蛋 (ルーダン/煮卵) | 15 |
ルーローファンのお肉は、コトコト煮込まれてトロトロの状態。色味は濃いですが、味付けはマイルドで香辛料の香りを感じます。脂身は多めですが、それがまたご飯とマッチして箸が進みます。
コンローは、豚バラを濃い目の味付けに煮込んだもの。箸でほぐせるほど柔らかく煮込まれており、味も香もナイスな一品。「肉」を求める人には、絶対的にオススメ。
ヨウドウフは、豆腐の厚揚げです。ふんわりとした食感で味は中までしっかり。味付けは、やや漢方風。ルーローファンだけで足りない方には
ルーダンは、固茹での煮卵。ラーメン屋さんによくある半熟タイプではなく、かなりしっかり茹だっているタイプです。ダイレクトに食べても美味しいですが、軽くほぐしてルーローファンと一緒にいただきました。
他にも麺類やスープ類が充実。青菜炒めも美味しそうで、注文している人も多かったです。数あるスープ類の中には、具材として豚の脳みそが入っているものも。豆腐のような食感であるとか。次回はそちらも挑戦してみたいです。
行き方
最寄り駅はMRTの中正紀念堂站。レッドラインとグリーンラインの2路線が使えます。出口2(台北捷運HP)から出て、そのまま直進し1分程度。大きな看板と行列で見逃すことありません。
合わせて行きたいスポット
中正紀念堂
MRTの駅名からもわかるように中正紀念堂がすぐ近くにあります。戦後、台湾の礎を築いた蒋介石を称えるモニュメントとして設けられています。その後、紆余曲折あり公園の名前などは変わっていますが、今現在も台北を代表する観光スポットです。毎正時ごとにある衛兵交代式は有名で、旅行者を集めています。
まとめ
- 台北のルーローファンおすすめ店は「金峰魯肉飯」
- 地元の人気店。懐にも優しい価格帯。(魯肉飯と副菜で1人100元前後)
- ロケーションはMRT中正紀念堂站の出口2からすぐ。
- ランチタイムは混雑するので、それ以外がおすすめ。
- 時間調整は中正紀念堂で衛兵交代式見学!
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